ES-120T ピックガードのリペア
63年製オリジナルのピックガードが割れてしまい一部欠損もしてしまっています。
交換用のパーツもありませんので当店でオリジナルパーツをリペアしました。
まず、割れているパーツを溶着し、欠損している部分を同素材、同じ厚みのプラ板を熱で柔らかくしながら整形します。
割れた部分と断面が合うように調整して溶着します。
接着ではなく溶着というのがミソですね。
全体にサーフェーサーを吹き付けウレタン塗装で仕上げました。
最後にオリジナル同様の艶加減、ピックスクラッチをつけエイジド加工をして完成です。
こういうイレギュラーな難しいリペアほど燃えますね!
もう直らないとあきらめていたギターでも当店にご相談ください。きっと直ります。